お墓参りで谷中に行ったついでにローストビーフを探して千駄木に寄る。

かつて知人に「千駄木 腰塚」(旧店名:腰塚ハム)のローストビーフは「美味しいよ」と教えてもらったのは三、四年前か……。お店のなかでローストビーフを探していると「ルーベンサンド」を見つけてしまった。ルーベンサンドは魔法の言葉なんです。空腹でなくとも自然に手が出てレジに向かってしまう。

レジで店員さんに聞いたところローストビーフは季節もので秋から春の間だけ販売しているそう(冷凍物は通年販売している)。今年の販売開始日は29日からなんだって。「せっかくだからその日に来なさい」って勧められた。

さて、ここのルーベンサンド*1は正統派のつくりで、肉は「コンビーフ*2を使っている。キャベツはもっとたくさん入れてほしい。パンはやや茶色いがライ麦パンではない。「プルーンピューレ」を使ってるみたい。しかし、バターの代わりにどれくらいの割合で使われているのかは不明。

全体的に小振りでおとなしいルーベンサンドです。

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その他諸々

魔法の言葉リストのサンドイッチ部門に載っているほかの単語は「パストラミサンド」*3。映画「アニー ホール」でウディ アレンとダイアン キートンがお店で食事するシーン。ダイアン キートンが「あたしは、パストラミサンド!」って注文するのを見てからだな。これがリストに載ったのは。

同じくよみせ通りにある「大沢製麺所」で焼きそば麺(一玉90円)を買う。件の知人は「母ちゃんの作った焼きそばはフワフワで美味しいだよね」と宣う。彼が作ると上手くいかないらしい。自分が挑戦してみようと思い購入する。賞味期限内に作らなきゃ。

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