道の辺の草深百合の花笑みに

笑みしがからに妻と言ふべしや と万葉集に記された歌はいわゆる「詠み人知らず」でしょうか。作者不詳のまま長い間歌い継がれてきたのは歌そのものの力なんだな。「あたしはちょっと挨拶しただけで、べつに気があるわけじゃないんだけど…」。「花笑み」はむかしもいまも女子の基本スキルということ。

まわりがもっと草深ければ歌のイメージに近かったかな。これは鉄砲百合、名前は武骨だ。

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